Shania Twain
1993
シャナイア・トゥエインのアルバム第一作。素朴なカントリーフレーバーな中にも後のポップ化への発展を感じさせる。
また、若々しい歌声の中にもキャリアを感じさせるのは彼女のそれまでの道のりがそうさせるのだろう。なんとも形容しがたい、色気とでも言うのかややハスキーな声はとても良い。
このアルバムを引っさげカナダからアメリカのカントリー・ミュージック界に飛び込み後に大成功を収める事になるのだ。
どの曲も丁寧な感じでどれが一番と言いがたいが、私は"You lay a whole lot of love on me"が好きだ。

現在発売されているCDのジャケット
Woman in Me
1995
メジャー第一作アルバム"The Women In Me"。このアルバムの成功で一躍カントリー界に名乗りを挙げた。
カントリーの女性シンガーが1000万枚以上売り上げたのは彼女の出現まで皆無だったようである。
彼女はセクシーなのにさっぱりとした歌い方で、少しハスキーな声に心惹かれてしまうのは私だけだろうか?
Come on Over
1997
こちらはアメリカ国内盤。
インターナショナル盤に比べ、カントリーフレーバーが漂うアレンジだ。
私ははこちらの方が好きです。
Come On Over - International Version
1998
グローバル戦略によりポップス的になった「シャナイア」の"Come on over"。写真はインターナショナル盤。
ポップス化は彼女を更に飛躍させたと思うが、カントリーファンとしてはやはり心残りである。 しかしシャナイアを含め、女性カントリーシンガーの活躍でカントリーに目を向けてくれる人が増えるのならば、ここは我慢しなければならないだろう。
Up
2001
2000年代最初のアルバムUP!
シャナイア・トゥエインにとって4枚目のアルバムは彼女らしさを失わず、一見ポップスな感じの中にカントリーを忘れることなく仕上がっていると言えよう。
タイトル曲UP!から最後の19曲目まで息つく間もなく聴かせてくれるこのアルバムで彼女はまた壁を打ち破ったと言えるでしょう。
ところで、このUP! 実はインターナショナル戦略で米国内発売のU.S盤とインターナショナル盤でアレンジの異なる2枚のCDが組み合わされているのです。
U.S盤はカントリーバージョンのブルーCDとポップスバージョンのレッドCD。インターナショナル盤はポップスバージョンのレッドCDとリズミックバージョンのグリーンCDの組み合わせ。 個人的にはUS盤が好みですが日本発売のインターナショナル盤も買ってしまいました。

Country&Popバージョンはこちら>>Up (Country & Pop Versions)
Up: Live in Chicago
(Ac3 Dol) [DVD] [Import]

2003
Liveでのシャナイアの魅力が伝わるDVD。
アルバム'UP!' 中心の構成でグイグイ迫ってくる前半と、ヒット曲メドレーの後半、シャナイアはLiveが一番ですね。
もちろんリージョンフリーなので日本のDVDプレーヤーで再生できます。
Up Close &
Personal

(Ac3 Dol) [DVD] [Import]
2004
アルバムUP!のナンバーをアコースティックバージョンで聴かせるこのDVDのもう一つの魅力、それはバックをつとめるアリソン・クラウスとユニオンステーションの存在です。
シャナイアの魅力+
アリソン・クラウスとくればこれはもうたまりません。
Album  Now

Swingin' With My Eyes Closed


You're Still The One


CD Blu-ray

Video

幻のアルバムジャケット写真

1965828日、カナダ・オンタリオ州Windsor生まれ。北部のTimminsに移り、豊かな自然の中でインディアンの養父と母そして5人の兄弟と共に育った。

8歳の時から地元のクラブに出演し、自分のギターを手に作曲のまねごとをはじめ、11歳で特別に労働許可証が与えられた。音楽に取りつかれたシャナイアはいつの日かデビューを飾る日を夢見ながら過ごしていた。だが、198721歳の時、養父と母を突然交通事故で亡くし、人生が大きく変わった。残された弟妹たちの母代わりになり、歌いながら生活を維持していくという日々が続いた。しかしどんな時でも彼女が音楽から離れることはなかった。そして転機が訪れた。

1990年、本名のアイリーンにシャナイアという名前(インディアンの言葉で「我が道を行く」という意味がある)を加え、デモテープとロードマップを車に積んでナッシュヴィルに向かったシャナイアは、3年の下積み生活の後、1993年にMercury Nashvilleよりデビュー・アルバム『シャナイア・トゥエイン』をリリース。現在の夫で、AC/DC、デフ・レパード等のプロデュース・ワークでも知られるロバート・ジョン・マット・ランジと共に制作された、続く1995年の2ndアルバム『ウーマン・イン・ミー』は、全米だけで1,100万枚、全世界では1,400万枚を超える大ヒットを記録し、一躍時の人となった。続いて、同じコンビで制作され1997年にリリースされた(日本発売は1998)3rdアルバム『カム・オン・オーヴァー』に至ってはこれまでに全米で1,900万枚、全世界では3,400万枚という驚異的セールスを記録している。

19984月にはVH-1"ディーヴァズ・ライヴ"コンサートに、アレサ・フランクリン、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリーらと共に出演した。1999年には大ヒット映画「ノッティングヒルの恋人」サントラに「ユーヴ・ガット・ア・ウェイ」が収録された。
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Shania Twain  シャナイア トゥエイン

カナダ出身のシャナイアは、最近の女性カントリーシンガーのポップス化の先駆者の一人と言って過言ではないだろう。
1995年メジャーアルバムデビュー作「ウーマン・イン・ミー」の成功で一躍カントリー界に踊り出た彼女は2作目の「カム・オン・オーヴァー」でデビュー作がフロックでないことを証明した。

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