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Dobro(ドブロ)とはリゾネーター(共鳴式)ギターのブランド名であり、また楽器名そのものでもあります。
奏法と音色が特徴的で、カントリ−ミュージックに無くてはならない楽器です。

もっと知りたいドブロについて

ドブロについてシュガーオントップのドブロ奏者
「ロンリー西本氏」に、おうかがいしました。

 以下西本氏談 
   DOBROについて私の知っている情報をお知らせしましょう。
楽器名は、Resophonic Slide Guitarと言うのが正式だと思います、Resophonic Guitar、Resonator Guitarとも表記されますが、大分類としてはギターの一種ではありますが、ギター中央部分にリゾネーターという共鳴板を持つ点が特徴のギター。
一般には、左手に金属のバー及びボトルネックを使用して演奏します。
ブルーグラスでは金属のバーを使用します。

Resophonic Slide Guitarを大きく分けると、メタル・ボディーとウッドボディーに分ける事が出来ます。
また、それぞれにスクウェア・ネックとラウンド・ネックが存在します。

スクウェアネックとは、文字通り断面が四角で、ネックを握らずに弦を上から金属のバーで押さえて演奏し、ラウンドネックは通常のギターの様に左手で握り込む様にして演奏します。
ラウンドネックは弦高がスクウェアネックより低く、左手で指版を押さえて演奏する場合と、ボトルネックの様なもので演奏する場合があります。
ブルーグラスの場合使用するのは、ウッド・ボディーのスクウェア・ネック。一般的には、ドブロと呼ばれます。実はこれ、楽器のメーカーの名前なのです。

ある時期この会社の楽器以外Resophonic Guitarがあまり生産されなかった事から、ドブロ・ギターと言うのが今日一般名称のようになりました。

DOBROとは
1928年にJohn DopyeraとRudolph Dopyeraの兄弟が、ナショナル・ギター(リゾネーターギターの元祖、松下とは関係ないよ)から独立し設立したメーカー。現在はギターメーカーのギブソンの傘下となっています。
彼等が、現在のシングルコーン&スパイダー(共に使用されているパーツ名)の構成を確立したと言われています。

コーンリゾネータ内部のアルミの共鳴板。
スパイダー:コーンの上にある、ブリッヂを固定しコーンを押さえる金具。アルミ製、お判りいただけるでしょうか?現在では、多数のクラフトマンが作成しています。
ちなみに、小生の使用するのは、1991年にTim Scheerhorn氏が作成した物。(シリアルナンバー 19)


いかがでしたか?なかなかドブロという楽器は身近で見たりする事も少ない方がいらっしゃると思いますが、こんな楽器です。
どんな音がするのか聞いたことがない方は、是非ライブにいらしてください。とても素敵な音色の楽器です。
まさに「音の隙間を御埋めします」ってかんじかな。

Josh Graves, Jerry Douglas and Mike Auldridge - Fireball
Jerry Douglas
当代きってのDobroプレーヤー

ジェリー・ダグラス
OfficialSite
Discography-Amazon
Mike Auldridge
偉大なるドブロプレーヤー
マイク・オゥルドリッジ





Jerry Douglas-YouTube


Mike Auldridge
National Reso-Phonic Guitars Link





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